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2013年5月19日 (日)

第12節 鳥栖戦(5/18@埼スタ)

20135190010終わってみれば6得点によるお祭り状態の試合だったわけですが、試合の途中では去年の4-0から4-3の辛勝のように、2点差になってから2度も1点差に追い付かれる、去年の二の舞を連想しましたが、それを乗り越えての大勝、これでチームの成長が実感できた試合でした。
20135190011スタメンは
-----興梠-----
--原口----柏木--
梅崎-阿部--柏木-平川
-槙野--那須--森脇-
-----加藤-----
サブに、山岸、坪井、暢久、小島、関口、矢島、マルシオ。怪我の宇賀神に代わって梅崎がスタメン、小島と矢島がベンチ入り。主審は中村。
 前半、鳥栖は採取のうちは前からプレスを仕掛けてきましたが、浦和が冷静にビルドアップをすると体力の温存を考えてか、引いて中を固める態勢に変更。攻めは相変わらずの豊田狙いのロングボールでの放り込みサッカーで、豊田頼み糞サッカーなわけですが、それを単なる糞カッサーにしないところが鳥栖の良いところです。豊田は空中戦では圧倒的な強さを誇っているわけで、豊田めがけたボールは自分のところへこぼれてくると他の選手は確信してセカンドボールを奪取にかかってくる。泥臭いですが非常にいやらしいサッカーで、去年の浦和はこの戦術にまんまとはまってしまったわけです。
 浦和は、那須+1人で豊田を抑えにかかったわけで、中央に豊田がポジションを取ったところでは、那須が体をよせて自由にさせない、肉弾戦を展開していましたが、サイドに流れての競り合いですと槙野はあきらかに豊田に負けていました。しかし、中央では豊田に有効なボールが入らないとみて、豊田を囮に使うような攻めをしていましたが、これは浦和にとっては楽でした。
 鳥栖は下がって、中央を固める守備に出たわけですが、浦和が5人で前ではると当然に両サイドにはギャップできるわけで、浦和は逆サイドへのサイドチェンジを使い、サイドで1対1を再三仕掛けてくる。梅崎、平川が誰かが触ればゴールという際どいボールが何度か入るが、ゴールには至らず。それでも、PAで興梠が倒されPKを得て、阿部が冷静にGKの動きを読み切って中央にPKを決めて浦和が先制。浦和はその後ひやりとする場面があり、とくにDFラインがさがり、バイタルが空きそこからシュートをうたれるピンチがあるが、鳥栖のシュートミスにも救われる。
 後半、リードされた鳥栖は積極的に前からプレスに出る。しかし、サイドにはった梅崎から戻ってきたボールを槙野がミドルシュートを決める。こういったミドルがゴールを襲うようになると、攻撃のバリエーションも増えてくる。しかし、2-0となってほっとしたのか、鳥栖のロングボールに完全にフリーの選手を作られ、更にクリアしようとした槙野が空振りというチョンボを犯し、1点差に追い上げられる。
 しかし、前掛りとなった鳥栖をいなすかのように、サイドの平川からピンポントクロスが興梠に会い、再び2点差とするが。またもや鳥栖の攻勢に押されて、豊田に中央突破を許す。豊田のシュートを加藤は体をはって防ぐも、クリアしたボールを大事に行かねばいけないのに、拾った梅崎は不用意にドリブルをして、それを相手選手にカットされ、見事なミドルを決められてしまう。あの場所、試合の流れからすれば絶対にやってはいけない、軽率プレーを梅崎はしてしまった。
 ざわめくスタンド、浦和のビルドアップに悲鳴が出るような感じでしたが、選手は冷静でした。前プレスと浦和のパス回しに走りまわされた鳥栖の選手はヘロヘロで、運動量は激減しました。浦和の攻めをしのぐため、サイドはある程度目をつむり、中を固めるは常套な手段ですが、鳥栖のCBは中で浦和の選手に体を寄せられずに、余裕をもってプレーするだけのスペースを与えてしまいました。
 ミシャも守りきろうという気持ちはなく、平川→マルシオで柏木、阿部を1列ずつ下げ、森脇を右WGに置くという戦術を取ってきましたが、マルシオ投入は運動量の落ちた鳥栖DFにとっては厳しいものでした。中央でDFを引きつけ、サイドに散らしていく。自らも右サイドを切り裂き、GKとDFラインの間に送ると、大外から詰めてきた原口はフリーで決定的な4点目が入る。この得点で鳥栖の集中力は切れてしまいました。
 5点目は、マルシオのFKから那須に会い損なって逆サイドに流れたボールを森脇が頑張って拾い、興梠とつないでそのクロスを那須がズドンと決める。6点目も、GKとDFラインの間を狙ったアーリクロスに鳥栖DFは対応できずに矢島がリーグ初得点を決めるというおまけ付きでした。
 終わってみれば、6-2での大勝ですがスタンツをみてもこれほど差がある試合ではありませんでした。浦和が4点目を取るまでは、どちらかといえば鳥栖のペースで試合が進んでいたかに見えました。鳥栖が、バイタルで空いた場面でシュート決めていたら、全然違った結果になっていたかもしれない試合だったような気がします。ただ、去年痛い目にあった鳥栖の戦術を十分に研究して、勝ち切ったことには非常に価値があるかと思います。それと、過去の浦和ならダブルハットトリックの6点とか特定の選手が得点を挙げるというパータンだと思いますが、この日は6人の選手で6得点、スーパープレーはありませんでしたがいずれも味わいのある点の取り方だったと思います。この日は天気に恵まれたにも関わらず31000人の入り、選手からも50000人の入りを求められいかがなものかと思う反面、今日のような試合をすれば興行とみた場合でも非常に面白いものなのかなと感じました。

浦和レッズ 6-2(前半1-0) サガン鳥栖
得点者:26分 阿部 勇樹、49分 槙野 智章、56分 岡田 翔平(鳥栖)、65分 興梠 慎三、66分 高橋 義希(鳥栖)、80分 原口 元気、89分 那須 大亮、90+4分 矢島 慎也
入場者数:31,175人
審判:中村 太

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