第8節 清水戦(4/27@埼スタ)
ものの見事に清水のしょっぱい戦術にはまってしまった一戦でした。それにしても、「戦術はバレー」、大宮に負けたのは冷静に振り返れば、大宮の組織的な守備にやられたわけですが、今日の敗戦はいかんともやるせないという感じです。まだまだ修行が足りないということですね。
スタメンは
-----興梠-----
--丸塩----柏木--
宇賀神-阿部-柏木-平川
-槙野--那須--森脇-
-----加藤-----
サブに、山岸、坪井、野田、関口、暢久、矢島、阪野。選手起用は広州戦変わりなし、ターンオーバーの余裕はなく固定制になってきている。主審は木村。
前半、清水は4バックでDFラインを高めに取ってくる。しかし、前プレはそうでもなく浦和のビルドアップはやすやすと啓太が前を向くようになれる。そこから、逆サイドへのパスをおりまぜパスをつないでいくと、清水のDFラインはずるずると下がっていく。しかし、浦和のサイド攻撃は毎度ように中へのクロスに精度はなく、サイドからの攻撃に工夫なく単騎攻撃となってしまい、中を固める清水DFのクリアにあってしまう。
マルシオはそこそこの動きをして、中盤まで下がり効果的に前にボールをつないいで行くのですが、相棒の柏木がどうしても攻撃に有効に絡んでこず。またミスも多い。いまいち柏木の調子がよくない。また、原口、梅崎といったドリブラータイプが怪我で故障のために、どうしてもパスに頼りがちの攻撃になってしまう。
そうはいっても、圧倒的に浦和が攻める展開で、清水は戦術のバレーにボールを出すことさえできない。センカンドボールも浦和が拾って、清水は前にボールを蹴りだすだけのサッカーになってしまたった。ここで先制点をあげれば良かったのですが、いつものように決定機を作り出すこともできない。これが今日の勝負のあやでしたね。
後半、中3日、中2日の連戦の疲れが出てきたのか、完全に引きこもりの清水の前に、前半は効果的だったサイド攻撃にも出れなくなる。風の影響もあってか、ミスも目立つようになってくる。
そのミスが結果的には失点へとつながるわけです。阿部が攻め上がったドリブルミスで相手に取られると、乾坤一擲のパスが那須と森脇の間のバレーに通り、加藤をあざ笑うかのようにゴールに流し込まれる。選手の疲れを考慮すれば、スピードのある坪井をバレー対策として起用しておいてもと思いますが、それは結果論です。更には、もう一発バレーにボールが通り、阿部が一発退場という憂き目にもあってしまう。
関口、矢島と投入。関口→矢島→関口からのクロスで清水のDFにギャップが出来、完全に崩す切り興梠がゴールかと思いましたが、関口にリターンが戻ったところでオフサイド。また、阪野を投入、阪野が終了間際に放ったシュートもゴールポストに嫌われてしまう。
圧倒的に攻めながら、縦ポンのしょうもない攻めにやられてしまう。これがサッカーですね。浦和は、原口、梅崎故障、啓太はACL、阿部は次節に出場停止。過密日程の影響がじわりじわりと出て来ました。ターンオーバーとか言っていられない状況になってきました。今日出場した矢島、ACLでようやくベンチ入りした小島とかの起用もこれからは検討していかなくてはならないでしょう。中3日、中4日で試合があるわけでここは正念場ですね。
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