【ユーロ】スペインvsイタリア
予選初戦の試合としては非常にもったいない組み合わせとなりました。戦前の予想でが、八百長疑惑で揺れるイタリアが降りということのようでしたが、さにあらずイタリアはこういう危機があればそれをバネに巻き返してくる。この日もそんな意思を感じた試合でした。
スペインが、ポゼッションをとり試合を支配してくると思われましたが、さにあらずイタリアは果敢に前線から積極的にプレスをかけて、高い位置でボール奪取をしてショート・カウンターを仕掛けてくるかたちで臨む。前半のボールの支配率は五分でした。イタリアは、後半に交代したデナターレがピルロからのスルーパスに反応して先制、ここまではイタリアのゲームプラン通りでしたが、さすが世界王者のスペイン、鮮やかなパスワークからセスク・ファブレガスが同点ゴールを決める。その後、セスクに代わりFトーレスが入り、再三決定機をつかんだがゴールは遠かった。Fトーレスは何かを持っていない男という感じでしたね。
スペインはこの日は、FWがいないゼロトップ、浦和も去年の最終戦で試したが全く機能せず。スペインくらい華麗にパスが通ればこの戦術もありなのですね。ちと比較する相手が違うようでした。スペインはやはり、ビリャ(ビジャ?)がいないのは痛い。
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