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2010年4月11日 (日)

第6節 新潟戦(4/10@東北電力ビッグスワン)

P1030373 浦和の伝統技として、せっかく出来た良い流れを継続出来ないこと、そして、調子の上がらない対戦相手に簡単に勝ち星を献上してしまう。今回の対戦はその2つとも重ね合わせており、決して容易ならざる相手と予想しておりました。そんな悪しき伝統を振り払って戦うことが出来るかがこの日の試合のポイントでした。
P1030370 スタメンは
---エジ--達也---
--柏木----ポンテ-
---啓太--阿部---
宇賀神-坪井-暢久-峻希
-----山岸-----
控えは加藤、岡本、堀之内、マシュー、サヌ、高原、原口。峻希・細貝は怪我で欠場、啓太がスタメン復帰でサヌがベンチ入り。主審は鍋島。
 前半、湘南戦の攻撃の活性化の一翼を担った細貝、峻希が怪我で欠場、代わりに入った啓太、平川がどれだけのパフォーマンスを見せてくれるか、フィンケの志向しているパスサッカーが段々と具現化してきてた、その成長段階を継続していけるか。でも、この日の2人の出来にはがっかりしました。2人とも、プレーがセーフティー・ファーストなんですよね、やはり時としてはリスクを犯してゴールを目指さねば、相手DFは怖くはない。
この日は、ベタ引きだった湘南とは違い、新潟は中盤でプレスをかけてきて、ポンテ・柏木がなかなか前を向けない。2人を経由して前にボールが出ないから、達也の単騎攻撃が多くなる。エジのポストプレーからのも、サポートするプレーヤーとの距離感が遠すぎなかなか良い展開とならない。新潟も浦和の攻撃を研究しており、ポンテ、柏木には厳しくいっていた。
 サイド攻撃もいまいちといとこで、宇賀神が負傷でサヌが交代。まさに怪我の功名でしたね。サヌは初登場ということで、さすがに最初はまわりとのコンビネーションがあわず、特にパスが強すぎるという印象がありましたが、このくらいのパスに合わせられない浦和の選手の方に問題があるかといことですか。何でも、左SBは初めてということなのですが、サイド突破だけではなく、中に入って来てプレーをするから、特にエジとの距離感を合わせるには非常に良い存在となるのではないでしょうか。また、その身体能力の高さ、小さなモーションから見せるロングスロー、これは凄いですね、浦和の武器になるような気がしました。
 浦和の前半は、サヌから啓太へのミドル、ポンテ経由でゴール前に飛び出した阿部、これくらいしか見るべきものは無かったような気がしました。しかし、啓太は相変わらずの低パフォーマンス、チャンスのミドルはふかすし、パスミス多しで、このままではフィンケ・サッカーで生き残っていくにはこのままではチト厳しいか。
 後半、立ち上がりミスからのアトムのシュートはゴールを外れる。新潟の守備陣のポンテ、柏木へのマークが段々と甘くなりだす。この辺はサヌのプレーに起因するところも、大きいのではないでしょうか。ポンテ・柏木にボールが入りだし、新潟のDFの対応が遅くなりだせば、出来たスペースに阿部が上がれるようになってくる。
 先取点はまさにそのところをついたことによりますよね。ポンテ経由で達也へ、達也がドリブルで仕掛け、中に送ったボールをサスが阿部に送ると、フリーの阿部はきっちりとミドルを新潟ゴールへ突き刺す。攻撃陣の良いパフォーマンスが絡み合った素晴らしい得点だったと思います。前半も1度啓太が同じような形からシュートを打ちましたが、こういうプレーが増えれば得点は増える。DFからすれば、2列目から飛び出した阿部や啓太には相手DF陣がつくことは難しく思います。
 追加点はポンテのFKから、ポンテのグラウンダー系のFKに阿部がGKの前でコースを変えてそのままゴールイン。これで、勝負はありでした。
 新潟はその後、大島のヘッドはゴールしたかに見えたが、オフサイドでノーゴール。結局、新潟のチャンスは前半のゴールライン際からのマルシオのオーバーヘッドでの折り返しに大島詰めた場面と、後半立ち上がりに浦和のミスからアトムが放ったシュートくらい。攻めが厳しいですね。マルシオはバイタルエリアでは浦和のDF陣に2人掛かりで抑えつけられたし、結局マルシオから良いボールが供給されないと2人のFWは全く生きてこない。また、矢野を温存していたわけですが、アトムの出来からすれば何故温存したか良く分からない。松下、ペドロ、ジウトン、千代丹田ら去年前半の好調を支えたメンバーが移籍してしまったことを考えれば致し方ないことのでしょうか。このままですと今年は厳しそうですね。
 浦和も、柏木→堀之内、達也→原口と選手交代する。DF陣が無失点で抑えきれたのが今日の一番大きな収穫だったと思います。また、攻めもフィンケのパスサッカーがだんだん具現化してきている。運動量が後半落ちるという欠点も、ここ数試合みていると、浦和の攻めの前に相手が先に疲れるというP1030396展開に持っていけている。しかし、守備にも一生懸命な達也、柏木の疲労感は大変だろうな。

 今日の勝因を振り返ると、前半は一進一退の展開の中でDF陣が落ち着いて対応したことだと思います。特に暢久の出来は出色だったと思います。ヘッドでも、相手に負けることなく、カバーでも読みの良い動きで相手の攻撃を着実につぶしていた。やはり、DFの安定P1030399 が阿部をゴール前に行かせる安心感につながってくるか。阿部も、さすがに代表戦のフル出場でお疲れだったでしょうが、浦和の攻撃の厚みを増すうえで非常に貴重だと思います。代表で3バックを採用するとなると、阿部がアンカーとなる可能性が高い?また今日のような活躍すると、欧州へ移籍していまう可能性もあり?阿部の契約は来年1月まで?また、変な心配もしなくてはいかなくなってしまった。
P1030418  また、サヌは宇賀神の怪我で予想外の出場だったと思いますが、コンデションは100%ではないと思いますが、実力のほどを見せつけてくれました。まさに、怪我の功名と申しますか、浦和サポーターの気持ちはがっちり掴んだようで、スタジアムは「ゴー!サヌ!」のコールが響きわたりました。サイドを長駆駆け上がるだけでなく、不思議に中に位置していP1030405 る。阿部の先制点をつないだプレーしかり、その前に同じように啓太につないだプレーも全く同じ形でした。とかく、ミドルが少ないといわれた浦和の攻撃に対してバリエーションを加えてくれる存在のようです。今日のように攻めに出る時間帯が多い相手は良いのでしょうが、守備に関して言えば怪しげで押し込まれた時の対応がどうなのか、その辺は課題でしょう。

浦和レッズ2-0(前半0-0)アルビレックス新潟
得点者:73分、81分阿部
入場者数:32,485人

 

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コメント

試合は見てないんですが、そんなによくはなかったみたいですね。
順位から考えれば、点にはならなくても相手を翻弄して圧倒して欲しかったんですが・・・。
ただ、それでもなんとか無失点に抑えたところは褒めたいところですね。
土曜日終了時点で暫定首位だったんですが、清水が仙台に圧勝したため、現在2位。
永井が久々に得点したようです(正直、どーでもいいですが^^;)
鹿はFC東京とドロー。
あなどれない相手ながら、しっかりこういう相手でも勝ってくる鹿が勝ち切れなかったので、マルキの出場停止の影響があったみたいですね。
まだまだ内容がイマイチの浦和にとっては、この混戦模様は願ったり叶ったりと言っていいでしょう。

投稿: kobatake | 2010年4月11日 (日) 20:45

浦和の試合内容は間違いなく良くなってきています。こうなると、川崎戦@埼スタは楽しみ、例年撃ち合いになるので見ている方としては楽しい試合が期待できり。

投稿: ホイチョイ | 2010年4月11日 (日) 22:25

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