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2010年3月 7日 (日)

第1節 鹿島戦(3/6@鹿島スタ)

P1020934 作シーズンの最終戦から、3カ月振りの鹿島との対戦。鹿島は今シーズンの公式戦3試合目ということを割り引いても、 やはり両者の試合運びの差はいかんともしがかった。鹿島のしたたかさ、ここぞという時の集中力には足元にも及ばないという感想でした。 果たしていつになったらこの差を埋めることが出来るのやら・・・・・
P1020955 スタメンは、
-----エジ-----
-セル--柏木--ポンテ-
---細貝--阿部---
宇賀神-坪井-暢久-平川
-----山岸-----
 サブは、加藤・堀之内・岡本・直輝・啓太・高原・原口。スタメンは好調のセル・宇賀神が入り、啓太・達也はベンチから。主審は吉田。
P1020943  前半、立ち上がりは攻めに出る姿勢、特に横パスではなく前線の効果的はパスもはいりました。左サイドのセットプレーから、右サイドの大外から入ってきた細貝にポンテのFKがあいました。セルのボールキープの目に見るものがあります。しかし、鹿島は全く慌てない。パントキックからマルキニョースがDFラインの前に、ボールをキープしたマルキニョースに対して、プレスをかける選手がいない。マルキニョースにミドルをくらい冷や汗をかく。その後、クリアボールをひろった小笠原に対して、また浦和のプレスはまったく甘い。DFの相手選手に対してどのように、アプローチするか浦和は約束事が出来ないのか。平川がついたわけですが、前に突っ立ているという感じで、小笠原すればノン・プレッシャーだったでしょう。また、ニアに走り込んで来た興梠にピンポイントのパスが通る。ボールは決してやさしいボールではなかったと思うのですが、興梠は右足アウトサイドで見事なシュートを決める。まさに、ここぞという時の集中力ですね。
 その後は、浦和はボールを支配して攻める。短い横パスばかりではなく、前線への縦パスも交えて攻める。セルがボールキープ&ドリブルで攻める。しかし、「ボールオリエンテッドで数的優位を作る」攻めとは、やはり遠いのかなという感じでした。セルがあれだけボールをキープしているのだから、周りの選手のプレッシャーはかからないわけですから、そこを上手く使えばというところなのでしょうが、ワンツーから1度抜け出してシュートを放つ場面もあったが、やはり決定的なシュートに持って行かせないのは、やはり鹿島の守備を褒めるなくてはならので、そんなに悲観的になる必要なないのかも知れません。
 柏木の運動量は確かに浦和の攻撃に活性化をもたらしているのは確かです。相手プレッシャーの厳しいところでのボールさばき、フリーランニングで作るスペース。ですが、浦和はその柏木の働きをうまく生かしきれない。鹿島ボールを奪い、ドリブルでもって攻めるが、その行く手をエジが邪魔するのでは・・・・・・。
 この2人のプレーをチームプレーの中で生かす。これが今後の浦和を左右するのではないでしょうか。柏木からセルにボールが出ると、何かがおこるのが期待できる。そこに、絡んでくる浦和の選手の動きかと思います。
 左サイドでスタメンで抜擢された宇賀神、トレーニング・マッチで見せてくれた攻撃面での動きは期待出来る。トイメンは内田でしたが、マタギでかわして縦に抜けてクロスを上げる場面が何度ありました。多少、守備面での不安はありますが、攻撃を活性化してくれる選手には間違いないですね。
 坪井、暢久のCB陣ですが、やはり高さに不安があるわけですが、今日も鹿島のセットプレー時には肝を冷やす場面もあり、また、DF前でマルキニョースなり、興梠にボールを持たれると、2人が引き出されてしまい、SBが中に絞ると逆サイドがフリーになってしまう。野沢にフリーになる場面もあったり、2人がかぶり興梠にシュートを放たれた場面など、連携はまだまだという感じですね。DFライン前でのフリーのさせないこと、サイドに流れた相手、特に相手ボランチが流れた場合はやはりSHが対応せねばならないのでしょうが、セル・ポンテはその辺が甘い。鹿島は、興梠、マルキが戻って対応していたのとは、随分違っていた。
P1020985  後半、浦和がボールをキープしている時間帯は長かったが、やはり鹿島に持たされているという展開でしたね。鹿島にカットされカウンターを浴びるという展開に、鹿島はカウンターの際のフォローというか、ボールが出てきそうなとこに人数をかけて殺到するから、こぼれ球も拾いやすくなる。カウンターから絶好機を何度かつかんだが、これを決められなかったのは鹿島らしくなかった。ということは、1点返せば浦和にも十分に勝機はあったと思うのですが・・・・・・。やはり去年までの、ボールを回して綺麗に相手を崩そうとする意識が強いのか、PA内になかなかボールを運べない。スペースにボールを出したり、あるいはセルがキープする隙を突き、柏木の作ったスペースを活用する意識が足りないですね。ですから、ボールをキープしていてもシュートに持っていけないという展開に持っていかない。特に鹿島のような固い守備網を崩そうとするとその意識が大切かもしれない。
 それと、去年の課題であったパスサッカーは運動量を要求されるわけで、終盤になると選手の運動量が落ちてくるわけです。今日は鹿島の中盤の選手もばてて、中盤に大きなスペースが生じたので、そこをつくには効果的な選手交代が望まれるわけです。この日、フィンケが切った最初の交代は、細貝→達也、細貝のプレーが荒くなり2枚目のイエローもリスクもあり、この交代はある意味止むを得ない側面もあったと思うのですが、やはりシタミナに問題があるポンテなり、セルを交代するのが常道ではなかったでしょうか。しかし、点を欲しい場面でボランチを削って攻めにでる戦法はあっても良いと思います。
 しかし、次にフィンケが切った坪井→原口には疑問が残ります。柏木のワン・ボランチ的なフォーメンションとなり、またポンテは披露のあり守備で役にたたないので柏木に抱えウ負担は大、さらに慣れないポジションではバランスが崩れるのは必然の結果です。
P1020990  スローインから交代で変わった相手の遠藤に、プレッシャーをかけに行く選手は無く、やすやすとクロスを入れられ、マルキニョースに決定的な2点目を奪われたのは当然といえば当然です。
 振り返ってみれば、浦和の決定機は、細貝のヘッド、柏木のミドル、クリアミスからのポンテのシュート、宇賀神からエジのヘッド、このくらいでしたか。でも、相手が鹿島でこれだけのチャンスをつかめたことを前向きに考えようということで、自分自身を納得させるしかP1020988 ないのでしょうか。しかし、去年散々言われた立ち上がりでの集中力を欠如したような失点、シュートまでなかなか行けない攻撃陣、宇賀神・柏木らの新戦力の頑張りには一応の成果はありました。また、闘莉王不在での最終ラインからのビルドアップにも課題を残しました。また今年もストレスをためつつの1年になるのかな(ひょっと、すると降格争いにも巻き込まれる?)と思うと暗澹たる気持ちに陥りました。

鹿島アントラーズ2-0(前半1-0)浦和レッズ
得点者:5分興梠、86分マルキーニョス
入場者数:35,251人

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コメント

一番最初のチャンスだった細貝のヘッドが枠に飛ばないところがやはり今の浦和の象徴なのかもしれません。

昨日は浦和の試合の前に横浜vs東京、今日は大宮vsC大阪の中継を見たんですが、意外と大宮がよかったです。
2トップに高さもあり、かなり競り勝ってました。
連動した流れるようなワンタッチでのパス回しもありましたし、韓国のスウォンに5-0で勝ったのは本物かも。
ただ終了間際にFWのラファエルが負傷退場。
ドリブルしてる最中にいきなり太ももの裏を抑えながら倒れたんで、肉離れっぽいです。
横浜は負けはしたものの、中盤はかなりよくてボールも支配してました。

正直、どのチームのサッカーを見ても羨ましさを隠しきれませんね。

投稿: kobatake | 2010年3月 7日 (日) 19:47

綺麗に崩しきろうとするからなかなかシュートが打てない。興梠のようなスペースに走り込んでのシュートは今の浦和には期待できないとこが厳しい。

投稿: ホイチョイ | 2010年3月 7日 (日) 21:47

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