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2009年3月 8日 (日)

第1節 鹿島戦(3/7@鹿島)

File0048  2009シーズンの開幕戦はチャンピオン鹿島との戦いになったわけですが、フィンケ体制に代わり、フィンケの試行しているサッカーが鹿島にどれだけ通じるか、今シーズンを占う意味でも注目される1戦でした。キャンプ中のトレーニングマッチでも、一応の結果が出ていましたので、相応の結果を期待していましたが、世の中そんなに甘いものでない。また、この1戦で浦和の戦う方向性とそれと裏腹の弱みも見せつけてくれた1戦でした。

File0052 スタメンは
---達也---高原---
--原口-----ポンテ--
----啓太--阿部----
-平川-闘莉王-坪井-細貝-
------都築------
サブは、堀之内・暢久・直輝・林・セル・エジミウソンが入る。主神は西村。
 前半、立ち上がり10分は圧巻でしたFile0045_2ね。 ショートパスをテンポを良く繋いで、攻めに人数をかけてくる。特にサイドにボールがわたると、必ず誰かしら追い越していく。攻めに人数をかけてコンビネーションで相手を崩していく、そんなフィンケの指向しているサッカーがうかがいしれました。パス交換から右サイドを突破した高原から、逆サイドをあがった原口がシュート。原口は直後のプレーでドリブルで果敢にPAに切れ込んだりと、17歳のわりには積極的にプレーをしていた印象でした。特に、DFラインから細かくワンタッチ・パスをつないで、サイドでオープンの平川にわたったプレーなどは、去年にはなかったボールの運びでした。
File0083 パスはつながり、人も良く動く。特に両サイドは高い位置取りで、ポールを保持して相手に押し込まれないようにする意図は良く分かりました。慎重に行くなら、両SBの位置を低くしてサイドのスペースを消した4バックで行くべきだったかもしれません。しかし、それをせずに自分の戦術で鹿島に立ち向ったフィンケの意気込は十分に分かりました。
 しかし、鹿島はしたたかです。ゼロックス杯でも、最初はG大阪に攻めさせ相手のやり方を見極めたうえで、弱点を突いてくる。浦和の弱点は、攻めに人数をかけてくる。特に両SBの位置取りが高いわけですから、攻守が入れ替えを速めれば、浦和はほぼ2バックという守りになってしまう。そこを鹿島はついてくる。といってもこれは、ゼロックス杯のG大阪と同じ戦術なのですが・・・・・・
 鹿島は、相手ボールを奪い取るとサイドへ素早くボールを散らす。前線のマルキニョースと興梠の動き出しが本当に早い。味方ボールが取ったらもうサイドのオープンスペースに動きだしている。最初の決定機は、浦和の右サイドへ素早く動いた興梠にボールがわたる。興梠につられて、浦和DFはPA内に侵入してきた野沢をまったくフリーにしてしまう。野沢からボール正面のマルキニョースへ、またまたゴール前のマルキニョースのフリーだったが、トラップミスし達也がなんとかシュートをクリアする。
 その後、今度はCKから曾ヶ端から前線のマルキニョースへ、平川が振り切られると浦和のDFは啓太のみ、マルキニョースからシュート気味のクロスが中央の野沢にあい失点。必然の失点せしたね。CKで闘莉王が上がったところを切れ味凄いカウンターでやられる。浦和は平川が振り切られると、DFは啓太のみ、対して鹿島は野沢、興梠、内田とゴール前まで詰めてきていた。ここぞという時の鹿島の集中力は凄いですね。だが、攻めに人数をかけるというが、失点場面はセットプレーからで、要は攻守の切り替えが遅いということで、フィンケの志向しているサッカーとは別物というか、これは依然から言われていたことの延長ですね。今までは、攻めにいく際の切り替えが遅い遅いといわれたが、それを修正するのがフィンケの役割で、今日はその逆が出てしまいました。

 後半に入るとまたセットプレーから、今度は内田に右から左サイドのマルキニョースに大きくサイドを変えられたとこで勝負ありということでしょうか。左サイドをうまく突進するマルキニョースにファアルすることも出来ず、やすやすとシュートを決められてしまう。これとて、切り替えの遅さですよね。
 2失点を喫すると、浦和の攻め手は達也の突破とポンテにキープ力に頼るというような、去年を彷彿させるような攻めになってしまいました。原口も、立ち上がりは良かったのですが、次第に尻すぼみに。フィンケも、停滞する左サイドを原口・平川→エジ・暢久に交代するが、確かに暢久がはいることによって守備面での落ち着きは取り戻したように思えるが、ポンテ・阿部・啓太は中盤で考えられないようなイージーなミスを犯し、そこを鹿島につかれる。結果からすればよく2点で済んだという内容でした。
File0095  フィンケは3枚目のカードを、高原→セルできるが、交代も有効とは言えず。最後は、バールをつないでという感覚はなくなってしまったような、単騎でドリブルで突っかけるという印象でした。また、暢久の左サイドですが、練習試合で少し試したという程度なのでしょうか、縦に切れ込んでクロスという選択はないわけで、これでは相手にやることは読まれてしまう。そうは言っても、アレックス・堤は怪我で、新人の野田は帯同メンバーにもはいらないということで、サイドの人材には厳しいものがありますね。もっとも、右の細貝は専門外でありながら、ポンテが作るスペースによく上がって盛んに上下動をくりかえしていましたが、あそこでもう1枚啓太なり、阿部なりが絡んでくるともう少し可能性が出てくる。

File0097  確かに、今年やりたいサッカーの方向性は開始10分の戦いを見て理解は出来ました。このサッカーを90分継続していくための、準備期間はわずか2か月です、やはり問題山積みです。これは、しばらくはとういうか、今年1年くらいは厳しい戦いが続くことは覚悟しないといけないかもしれない。今シーズンのキーワードは「辛抱」ということなのでしょうか。

 また、フィンケの試合後のコメントからは、ハーフタイムに指示していたが、それが守られず、いきなり後半の失点につながったことに関しては特に大きな怒りを感じたあようだ。シーズンは始まったばかり、だが課題ばかりが残った初戦。こういう試合を経験して、次にステップアップしていくものだ。

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