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2008年10月14日 (火)

日本サッカー再考

 日経に「日本サッカー再考」と題して特集記事が組まれている。10月12日犬飼JFA会長、13日藤口浦和社長が登場して、現在の日本サッカーの課題を述べていた。

 犬飼会長の論点は、①日本代表の復権、②秋~春シーズン制への移行への2点。
犬飼会長自身も最近の代表戦の不人気に対しては相当の危機感を持っている。日本代表の入場券は売れないことによって、事業費を削減するとは縮小均衡の発想はないようだ。ただ、代表への位置つけが変化してきている。浦和を取れば明らかだが、代表<浦和というサポが圧倒的だと思う。さらば、なにが必要か?それは魅力ある代表チームを作るということ。ウズベキスタン戦では、浦和・大宮・浦和Lの協力を得てファンとの交流の場も設けるらしい。 選手も代表の価値を見直すとともに、Jで満足してうまう選手が多いなか欧州へ移籍してまでという選手が少なくなった。国の代表でプレーすることが、どんなに大切かを理解してプレーすることも必要だ。
 秋~春シーズンへの移行については、犬飼会長は相当本気で考えている。興業として成功させるにはパフォーマンスの質を上げること。暑い7、8月に試合をしても選手ははしれないし、今年はそうだったが落雷の危険性もある。(実際鹿島戦にいてそう恐怖は肌で実感した。)2010年をめどに秋~春制へのの移行を行いたいとのこと。ただ、不都合もいろいろとある。雪国のチームへの配慮が必要だ。また選手の就職に対する配慮も必要だ。しかし、FIFAは欧州のシーズンに合わせ1月には国際マッチデーを設定したので、現状だと日本選手の休養期間はなくなってしまう。生ビール片手に枝豆は出来なくなってしまう。焼酎のお湯割りにスルメ?犬飼会長のコメントはJFAのHPで見れる。

 藤口社長は、①浦和の底上げ、②地域還元を述べている。
浦和は、営業収入約80億円でJでは圧倒的であるが、世界から見ればまだまだ、ビッグクラブと言えるには300億円の営業収入が必要だが、浦和はJのリーディングクラブであるという自負・責任は感じている。かつてのような、ビックネームを取るには、欧州のサッカ^バブルで最低でも10億円は必要。そのリスクを取るには、チームの基礎が大事。10億円かけてもチームにフィットするかどうか限らない。チームのベースが揺るぎないものになってからで、今の浦和には早すぎる。下部組織の充実を含めて、チームのベースをつくるのが優先。去年のACLはぎりぎりで勝ちとった。ACLを当たり前に勝てるように力をつけ、Jのリーディングクラブとしてアジア全体を刺激してゆきたい。
 J創設16年を迎えて、Jでは勝ちさえすれば良いという事ではなく、目先の損得だけでなく、「新しいスポーツ文化の創造」を挙げてスタートしたJの理念を忘れるなということ。収益がでたら地域に還元したい。日本では、依然としてスポーツ施設は不足している。レッズランド・大原・埼スタ周辺の施設を拡充することによって、スポーツパークを発展させていきたい。地域が元気になることに一役買いたい。

 さすがに、2人とも日本のサッカー界全体の発展という視点から発言されていますね。確かに日本サッカー界は曲がり角に来ていますね。02年にW杯を開催したような熱気は無くなったし、W杯も出場チーム枠が広がりアジアの中を勝ち抜くことは当たり前になってきた。確かに、選手の技量は間違いなく上がって来ている。しかし、ドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜、あの時の熱気は無くなってしまっている。それを、取り戻すにはやはりリーダーシップなんだろうな。犬飼会長には、その辺を見据えた変革を期待したい。

 

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