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2008年2月13日 (水)

性善説には頼れない?

 最近の食品偽装、再生紙偽装を見るにつけ、世の中が性善説に頼れずに監視社会に突入したように思える。
 再生紙に限れば、顧客の矢面に立つのは、偽装に手を染めた製紙会社ではなく自社ブランドで販売している販売会社だ。
 産業界に広がるグリーン調達、環境配慮を基準に仕入れ先を選別する手法だが、日本では契約時の合意確認にとどまるのが一般的だ。仕入れ先の監査まで実施するのはわずか一割に過ぎない。再生紙偽装が突きつけたのは、性善説だけでは環境経営は出来ないと言うこと。
 偽装が起こるのは日本だけではない。しかし、アメリカでは企業の対応の素早さ、徹底ぶりは遥かに日本の先を行く。問題が起これば共同で行動計画を立て、改善を確認するまで監査を繰り返す。
 信頼から監視へ。欧米企業と競う日本企業はグリーン調達に軸足を移さざるを得ない。確かに監視にかかる負担は重い。しかし、環境問題に取り組んでいる企業として前に進んでいるためのコストと覚悟を決めるしかない。
この問題は更に広がりを見せるだろう。歯止めをかけるためにグリーン調達の有名無実化どう防ぐかだ。仕入先まかせではもう通用しない。環境経営の本気度が問われる。

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