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2007年12月14日 (金)

高かった世界の壁

 残念ながら、負けました。1−0で結果見れば惜敗かも知れませんが、そこには計り知れない壁があるように思えました。
 浦和のスタメンは、セパハン戦と同じ。ユニフォームは、いつもの、赤ー白ー黒ではなく、赤ー黒ー黒の配色でした。この配色は、99年のアウェイの磐田戦以来でした。少しばかりの違和感を感じました。
 ACミランは組織だった守備を固めつつ、長短のパスを織り交ぜテンポよく攻撃する。主導権は完全にミランで、ミランのボールポゼッションは61%?さすがにプレシッング・サッカーの元祖と賛辞を贈らざるを得ないほど、ミランの守備は安定していた。FWのジラルディーノからDFラインまで、統制のとれた寄せで浦和に反撃の機会を与えない。
 浦和も守備に関して言えば、全員が自軍に戻りスペースを埋める徹底ぶりで、パスは回されるが決定機は与えなかった。
 しかし、問題はそこからどう攻めに転じるかと言うこと。ミランの高い位置からのプレスに苦しみ、DFからのボールの持ち出しにさえ苦しみ、苦し紛れに送る縦パスはミランの守備網に掛かるばかり。
 失点場面も、後半浦和が好機を作ったあと、一刺しで仕留めたミランの集中力もさすがと言わざるを得ない。得点場面では、個人の力と言ってしまえばそれまでだが、力を凝縮すべきところで全員が揃ってアクセルを全開する。ワールドクラスのサッカーとは、こういうものなのですね。
 点差は1点差でも、打ちのめされるような黒星でした。だが、この敗戦には、世界との距離を実測できたと言う点で大きな意義があったと思うし、来期に浦和が志向すべきサッカーの方向性が見えたような気がしました。

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コメント

確かに実力の差はありました。
でも、勝てない試合ではなかったような気がします。
まだ、シェフチェンコがいた頃のミランのほうが圧倒的な強さを感じました。
なので、個人的には不完全燃焼といった感想です。
セパハン戦と昨日の試合の入り方を見て、勝てるかも・・・って思ったんですけどね・・・。
結局、最後は意味不明理解不能なオジェック采配。
1人目の交代も点を取られた直後に行うべきだし、ボールをまわされてキープされ始めた辺りに前線でプレスをかけられるフレッシュな選手を投入すべきだと思いました。
本当に最後の15分は試合終了を待つだけといった感じでした。
この試合、0-1で負けようが0-2で負けようが変わりはありません。
リスクがあっても勝負に出るべきだったと思います。
それが勝つための采配です。
あそこは今までの「点を取られないサッカー」でなく「点を取りに行くサッカー」に切り替えるところだった思います。
浦議でも賛否両論でしたが、「オジェックには勝負師的なところがない」、「臆病的采配」といった言葉が印象に残りました。
得点はまずシュートを撃たなければ得点にはなりません。
それと同じで、負けている状態なら点を取りにいかなければ勝てません。
勝負に絶対はないので、選手交代をしてたら勝てたとはいいませんが、もうちょっと勝負をしてほしかったです。
今のレッズは選手の力でもっているようなもの。
選手の力+監督の采配なくしては、世界に通用しない。
昨日の選手は本当によくやってくれたと思います。
3位決定戦も頑張ってほしいです。

投稿: kobatake | 2007年12月14日 (金) 10:26

私も同感でミランに勝てるかも?と思いました。圧倒的に強いわけではないのではとも。それにしても前半はあれだけ守備をして、相当疲れていたのに、選手交代を先に仕掛けたのはミラン。インザーギがはいってからミランもスイッチ入ったように見えました。レッズも早めに選手交代をしてリスクをもっととならいと!当たり負けするのは当たり前なんだから、どんどん行かないと。ボール奪取してからの動きがおそくて、ミランの守備陣が余裕で戻れる位なんだから、点なんて取れないですよね。
でも王者ミランに対し、善戦はしたんではないでしょうか!あと采配が決まれは、点取れたかもしれません。カウンターでもチーム全体で手数かけず、点を取りに行く!そういう姿勢がほしかった。

投稿: さいもん | 2007年12月14日 (金) 17:07

選手達にはこの敗戦を来年の糧にして、是非ともステップアップしてもらいたい。戦術的な部分で、ギド時代に戻ったのは、オジェクに指示というより、どうやら選手達が戦いやすい方法を選んだみたいこともあるようで。一皮むけた戦いを、来シーズンは期待したい。

投稿: ホイチョイ | 2007年12月15日 (土) 18:58

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